変わりなく二人で週末を過ごしていた夜。
「もう限界です」
と彼は話始めた。
『何となく判ってた』
と私は強がりを言う。
「ごめんな」
と切なそうに言う彼を私は涙を堪えながら見つめた。
「女じゃなくて、子供にしか見えなく成っちゃったんだ。」
その言葉に、私は何故も何もなかった。
確かに甘えすぎたのかもしれない。いや。甘えすぎたのだ。
『友達で居てください』
私は、なけなしの言葉を発した。限界の言葉。
「うん。判ったよ。」
沈黙が続いた。そして彼から
「帰ろうか」
の一言。もっと話は聞いたかもしれないでも、聞こえなかった。
真っ白になって、ただ涙を堪えていた。
嫌な別れ方だけはしたくなかったからだ。
家に帰る。さようならの代わりにまたね。と言って。
部屋に帰る。
家族は寝静まっていた。
タバコを吸う。そのときやっと涙が溢れた。。。
どのくらい泣いたのだろうか?判らない。
それから、思い出の詰まった写真を貼ってあるボードを壁から降ろした。
薬に助けてもらって、その日は眠りについた。
次の日。起きると家族の居る居間に言った。
そして、お父さんとお母さんに別れた事を告げた。
また、涙が溢れた。
『大丈夫だよ。大丈夫。』
そう優しく抱きしめてくれた。涙に拍車をかける言葉だった。
お昼は喉が通らなくてあまり口にしなく済ませた。
部屋に戻り、写真を整理する事にした。
ボードから取り外していく。
箱にしまってある写真もとりわけていく。
涙は止まらなかった。
全ての写真を床に広げた。それを見て私は堪え切れなかった衝動に走った。
リストカット。
写真を血で真っ赤に染め上げた。切って切って切り続けた。
私は、リストカットをする時、ある音楽を聴く。
その曲がリピートで何度も流れていた。。。
何時間が経ったのか?私は、お母さんの元に行った。
血だらけの腕を見て、お母さんは悲鳴をあげた。当たり前だろう。
『おとうさーん!切っちゃたよ!ナナが!』
お父さんも駆けつける。
すぐに手当てをした。縫うほどでもなかったから助かった。
でも、少し落ち着いたのか。。。涙は流れなかった。
こうだくみの、YOUを聞く。
「君と見るこの景色があるならばなにもいらない
君が居ないこの景色は雪の中で見る止まった世界
会いたいよ
逢いたい君に
これからもう 忘れられない
この雪とともに散った 儚い想いを胸に抱いて」
うつむいた私は、歌詞が心にリンクし、また静かに涙をながした。
今私は、色々なやりたい事、したい事を模索している。
傷が癒えるように、願いながら。。。
いつか。笑って逢えるように。
でも、心が十分苦しんだんだから、そこに体まで傷つけなくてもいいじゃない・・・って、もう終わってしまったことなんだけどさ。
いきなりは難しいだろうけど、心も体も元気になる日が来ることを願っております。
いい思い出になるには時間がかかるでしょう。
まだまだ、辛いでしょうけど・・・自分を傷つけるのはやめて。吐き出すところが無くて、してしまうのもわかるけど・・・ご両親の心配も手に取るようにわかります。決して、一人ではないし・・・
乗り越えれない事ではないと信じています。
今が、一番辛い時だからこそ自分を大切にしてくださいね。
どうかどうか、早く心が癒されますように・・・北の空から願っております。。









